夜の予定が飛んでしまったおかげで(こういう予定変更はむしろ嬉しい)Xではない方のシネ・ヌーヴォでの最終上映に間に合う。
kazetachinogogo.com『ワイルドツアー』
YCAMって好きなんですよ。とても面白いオリジナル企画やってるしね。湯田温泉泊で何度か行ったことがあります。
演技経験のなかった子どもたちがワークショップ経て出演したとのことですが、もう、それぞれの登場シーンからワイルドな年頃を演じる俳優の顔になっていましたよ! しかもワイルドさ−−小さい頃からプロの演技を叩き込まれた子どもたちにはない、あやうさ、ゆらぎ、生(ナマ)なところ−−を表情や佇まいの端々にたたえながら、ことにワイルドな映画を作ることの得意な三宅唱の世界をしっかり作っていましたね!
『風たちの午後』
『スティルライフオブメモリーズ』の衝撃もまだ生々しい矢崎仁司の昔の作品ですが、なんでこれが公開当時LGBTQ映画の名目でもてはやされたのかようわからん。というか、そういう時代だったのか・・。たしかに女同士の繊細で残酷な感情のやりとり・駆け引きが描かれているけど、べつにそれはたまたま女同士だっただけであって・・。
もちろん公開当時(じゃないか、ひょっとしたら『三月のライオン』よりも後だったかも)昔むか〜しにいちど観てますけど、いま見るとまたいろんな発見がありました。