昨日見た映画はコレ。
en.wikipedia.orgコレって麻薬の映画じゃないよね？ドラッグはただマクガフィンとしてつかわれているだけで最初のBen is back（不意打ちであり好ましくない）（犬が見つける）からラストのBen is back（予想されており好ましい）（やはり犬が見つける）に到るまでの母と息子の逃亡と追跡ゲーム。「24時間お前を私の視界の範囲内に置く」と宣言するジュリア・ロバーツがちっともそれができないでボロボロこぼれ落ちる隙間に別の力学が入り込んできて母が目を離した隙に息子はその力に引かれていく・・どうなるのだろう？の緊張がゾクゾクするほど面白くて退屈しない良くできたサスペンス映画ではありましたが・・登場人物の行動と言葉が裏切り合う（嘘をつきあう）さまとか犬とか妹とかもっと小さな弟妹たちとか隠される物たちとかそういう小道具の使い方も上手くて。
主演のLucas Hedges はこのたびは監督のPeter Hedgesの息子だからということでキャスティングされたんでしょうか？でも『ある少年の告白』"Boy Erased" Dir: Joel Edgerton でもちょっと似たような陰ある役を演じていて、一見マット・デイモンに似た好青年なのにこれからもこういう陰ある役ばかり来るんじゃないかと心配(？)です。
