稍ゝおも

ややおもしろく、ややおもたく、jajaのJa,Ja,おもうこと

また日常 - 食いもんのことなど

夏野菜の豊富な季節は野菜のおかずがいろいろ作れてうれしい。

以前、わたしと同年代の人としゃべってて確認したことがあったんだけど、我々の子ども時代って、肉魚のおかずはそれほど頻繁に出てこなかったよねと。

野菜のおかずだけの日とかよくあった。

それに何かが加わるとすれば、まず魚介類。烏賊、蛸、貝類も含め、季節のお魚がとっかえひっかえ食膳に現れて、楽しかった。(いま自分で買うとどうしても種類が限られてしまう・・)

肉が出てくる頻度はさらに落ちる。関西で肉といえば牛肉、それと「かしわ」と呼んでいた鶏肉、豚は「トン」と呼んであまり出てこなかった。

チキンといえばいまではヘルシーミートだけど、かつて養鶏場を営んでいた親戚がいて、そこの家では毎日のように(毎日ではないけど)鶏肉が食卓に上り、口の悪い親戚のおばさんは「あんなに毎日精のつくもん食べてたら体に悪い」みたいなこと言うてはりました。

あと、果物はこれも季節の果物が毎日なんかかんかあった。一人暮らしだとどうしても自分の好きなものに偏ってしまうのだけど、枇杷びわ)とか無花果(いちじく)とかいまの自分が積極的に買わないものでも、家族と一緒だと(もちろんいまでも誰かと一緒だと)楽しく食べてました。
いまの若い人たち、ケーキなど作られた洋菓子は食べても果物はあんまり食べないと聞いたけど本当でしょうか?