死と満月
昨夜は雲が多かったけど今夜はうってかわって雲ひとつない!文字通り隈無き満月です。(残念ながらこういう月はiPhoneでは写せません)。
ああ、そういえば、あの香港国際空港で眺めた(感無量の)満月からひと月経過したことになるのですね!
今宵(ブログの日付でいえば昨夜)はそれこそ隈なき月で(道長か)、月見酒を堪能。
BGMは・・もちろんベートーベンだってドビュッシーだってシナトラだってプレスリーだってニール・ヤングだって李香蘭だってテレサ・テンだっていいのだけど、というかぜんぶぜんぶ佳いのだけど・・
ゆくりなくも思い出してしまったことには『忍者部隊月光』。
わたしがいちばん稚い頃に見ていたテレビ番組でしたが、その中でなんと重要なキャラクターが死んでしまったりしたのですよね。
それがショックで・・
同時に快感で・・。
「死」というものとエロスの快感が近しいということに、お子ちゃまながら、気づいた最初でした。エロスもタナトスもそんな術語知らんかった時代でしたが。
それから、主人公が「死ぬ」ストーリーをあたまに思い描いてはエロチックな夢想に耽っていたなぁ・・お子ちゃまながら。