稍ゝおも

ややおもしろく、ややおもたく、jajaのJa,Ja,おもうこと

配信映画三昧

朝から雨なので近所の商店街を何度か行ったり来たりして散歩にする。

雨にもかかわらず、いや雨だからか、人が結構多い。まぁ、ここは自粛期間を通じてそれなりに人通りはあったけど、人々の表情が違うかな? パチンコ屋が早速開いている。外から覗くとそれほど混んでなくてみんな間隔開けて座ってて無言で打つだけだから、別に危険でもなんでもないんじゃない?と思う。わたしはパチンコ打たないけど。また、飲食店が明らかに活気づいている。テイクアウトだけでなく店内で飲食してる人もそれなりにたくさんいる。

マスク、こないだまで50枚入1500円を付けてたやつが今日は1300円に下がってるのを見かけた。また、どこやらの記事で見かけたのだが、アベノマスクのあの布製のやつ、そもそも仕様からしてダメダメなんですって? ガーゼを人間が折って作るのでどうしても衛生的に問題が出やすい。かえって大量生産の不織布の安物のほうが衛生的らしい。なんてブサイクなこと。まだ届いてないけどほんまにもう要らんし・・。

で、その要らんマスクに加えてまだなーんも受け取ってない。10万円もそもそもマイナンバーカードを作らない主義でここまで来たんで、通知を待つしかないが、カード持ってる人だけの特権であるそのウェブ申請も何かと問題多いという。これまたブサイクな・・。

単にテレビ映りがいいのと「大阪モデル」とか通りのいいことを言ったせいで、吉村知事が人気あるらしい。いや、大阪の医療・保険態勢を脆弱にしたのはそもそも維新やし、検察庁法のことについても自民に乗っかってるのが維新やん。松井市長の雨ガッパ集めにしたって十三市民病院のことにしたって、ちゃんと彼らのやり口を見ている人たちは騙されないはずなのだけど・・なんか、変に、在阪のテレビとか芸人とか身贔屓?みたいなもので、地元に(周囲にも)彼らを持ち上げる声が多くて嫌なのよね。

吉村の「大阪モデル」とやらも科学的根拠あまりないらしいけれど、休業要請が緩むのはちょっとうれしい。休館中の映画館もすぐ明日からではないけど来週、再来週あたりに開く。図書館とか美術館も少しずつ。来週からは、仕事も一部戻ってくる。人としゃべるときには必ずマスクをつけるとか、ソーシャル・ディスタンスとか、面倒なルールがしばらくは続くけど、感染が再び広がらないよう、少しずつ元どおりの生活になっていけばいいな。

今となってはかなり以前に思えるけどそれほど以前でもないかな。イギリスが他のヨーロッパ諸国とは違ってロックダウンという対策を取らず集団免疫という考え方でやると聞いて、それいいやんと思ったことがあったけど、すぐにロックダウンに切り替え、おまけに首相自身が感染ということになって、そういう方針でやる国はないと思い込んでたが、なんとスウェーデンがそれでやってるんですってね。同じ北欧でもフィンランドなどはかなり早い時期に封じ込めという対策を取って成功している、逆にスウェーデンはロックダウンを一切やらず、市民は普通の生活をしていて、いまCOVID-19による死者数の割合が世界でもえらく高くて問題になっているらしい。ところが、イタリアなどのような医療崩壊を起こしていない、という。で、ここからが怖いのよ。なぜ医療崩壊を起こさないかというと、よっぽど医療態勢がしっかりしているから、というのではなく、いや、ある意味「医療体制」がしっかりしているわけだけど、徹底した医療資源の管理が行われているからだという。トリアージといえば聞こえはいいが、つまりは、助かりそうにない人には貴重な医療資源は回さず、さっさと死なせるということね。高齢の死者が多いそうだけどなるほど老い先短い人なんて助けてくれそうにないやん。ブラジルとか、アメリカとか、まだまだ感染が広まりそうなところでも、トランプとかボルソナロとかの方針で(好みで?あるいは利権とかで?)自粛はよそう方式でいくらしいのだけど、一体どうなることやら・・? スウェーデン方式も残酷だけど、それよりももっと野蛮で、ものすごくえげつない命の選択(命の切り捨て)が行われそうで、これまた恐ろしい。アフリカとか医療資源が明らかに乏しい国々に広がると、本当に一体どうなってしまうのやら恐ろしい・・。

ワクチンとか特効薬とかが開発されるにはまだ間があるようで、世界はまだまだ元には戻らないだろう。それまで世界のあちこちがどうなっていくのか、日本がこれほどへなちょこな対策でやってるのに、死者数が少ないのは一体なんなのか? COVID-19にカウントされず表に出てこない死者数も多いんだろうけど、それにしてもやっぱりイタリアやフランスやニューヨークなんかの話などに聞く凄まじさとは全く違うもんね。

とか書いてるとまたまたコロナ話にばっかりなってしまった。

来週から少し仕事が戻ってくるとなると、家に閉じこもって配信映画三昧というのもあまりできなくなるな。シネマテーク・フランセーズのウェブページに上がってる映画とか、vimeoとかYouTubeとか、ほかドイツなどヨーロッパのサイトとか、いろいろ教えてもらっては見に走りあれもこれも見たいのだが、なかなか追いつかない・・。

ミニシアター支援活動の次には、映画配給会社の支援活動「Help! The 映画配給会社プロジェクト」も始まり、ここに参加しているどの配給会社のどの作品も何度でも見たいものばっかり!

note.comいや、早速2社の見放題パックを購入したんだけど(どの会社のかは特に秘しておく)、さて、これから3ヶ月のあいだに何をどれだけ見られるか・・。ミニシアター・エイドの「サンクス・シアター」のラインナップもめちゃ豪華で、これまた何をみるか、いつ見るか、悩ましいところである。