稍ゝおも

ややおもしろく、ややおもたく、jajaのJa,Ja,おもうこと

二度目の緊急事態宣言下でやっぱり映画

また感染が拡大していて緊急事態宣言ということに・・。しかし昨年春の最初の宣言のときよりも遥かに事態は深刻なのに、緊張度が相当ちがうこと!大阪の場合、それまでも飲食店など21:00まで縛りがあって多くの店がそれに従っていたため、それが20:00になっただけといふ・・。仕事の方も最初の時は全部キャンセルかリモートになったけど、いまは受験前の一番追い込み時期にそんなことしてられない!ってんで仕事は続いてます。共通テストも中学受験も取りやめにはならないしね。受験生たち、頑張ってください・・。
映画館が20:00までになる。ライブやイベントも取りやめや延期が相次いでいる。また少し不自由になり楽しみがなくなるな。それより映画館やライブハウス、大変だ。もちろん飲食店大変だ・・。
わたしの場合はすぐに経済的ピンチは来ないけれど(しかしこの春以降どっと影響が降って来るような気がする。今年生き延びていけるだろうか?)、これでまた困る人たちがいっぱい出てくるだろう。どうするつもり?補償とか保障の話がまるで出て来ず、まず罰則の話が出てくる、このいまの政府の酷さでは・・そいでまだオリンピックやるとか言うてるし・・。WHOが今年中は終熄無理みたいな声明出してたね。2020年は稀に見るひどい年でしたが、そのコロナの年は2021年もまるまる続くか・・マスクを外して外出できるのは・・いつの日になることやら・・。
と、この話をし始めるとやっぱり暗くなる。
楽しい話をしよう。なんだか下書きだけで放っておいたネタいくつか・・。

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いつかの、ともやくんが別のともやくんになってびっくり・・云々は『私をくいとめて』ですが、女の妄想ものを描かせて大九明子の右に出る人はいないな。(そいえば『甘いお酒でうがい』もそうだった)。その底抜けの明るさ大胆さ楽天性がよく出てた(逆に原作自体がそうなんだろけど現実のキツさの要素がちと甘い)。のんもいい女優だな。彼女もここまで生き残ってほんまに良かったと思う・・。業界の理不尽で干されてそれでも『この世界の片隅に』のすずさんの声は絶対彼女でなければ・・あたりからまた復活しだしたか・・コロナ禍にあっては岩井俊二の『8日で死んだ怪獣の12日の物語』劇場版でもいい味出してたし、大友良英Sachiko Mとのユニット「のんとも。M」の音楽も良いし・・。それでもまだかつての芸名が使えない故に久々の共演で橋本愛と対談しても『あまちゃん』の話ができないみたいな理不尽な事態があるらしい・・どういうの??
あと『私をくいとめて』の中に出てくるローマ。昨年のクリスマス正月あたりはまだイタリアに新型コロナは来てなかったな・・とそのことを嫌でも思い出した。実際には映画の制作期間はもろにコロナ禍に被っていたわけだから、日本の撮影チームはイタリア入りできず、ローマの街の実写部分は現地スタッフに撮ってもらいあとで繋ぎあわせたり合成したりしたらしい。そういう意味でもコロナ禍のなかの映画ということになったか・・。

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こうやって一つ一つの映画について書き出すとおしゃべりのようで止まらない。こういうのは本来ツイッターで呟くようなネタかもしれない。

『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』Bill & Ted Face the Music(2020)「ビルとテッド」のシリーズはまぁお馬鹿映画の系統で最新作もその系統をしっかり受け継いでいて、ただただ楽しい。dudeという(学校英語ではぜったい教えない)言葉の意味と使い方を知ったのもこのシリーズやな。娘たちも受け継いでるその喋り方って、お馬鹿な白人たちの言葉遣いなんだろうか?キアヌの娘役の子がめちゃ可愛い(キアヌのモノマネなんかもしちゃって)のだが彼女らがリスペクトするのがジミヘンだったりサッチモだったり先端理論物理学を完璧に理解しているらしい登場人物だったりするのは、(飛躍するけど)この層からのBLMへの共感と繋がってるのかもしれないね。