稍ゝおも

ややおもしろく、ややおもたく、jajaのJa,Ja,おもうこと

無声映画とか

impeachとかimpeachmentとかいう英単語初めて使われてるとこ見た気がするな。つくづく勉強になる大統領じゃ・・。ちなみに「弾劾」の方は漢字が書けない高校生も多い。いや社会科で習ったことをちゃんと覚えてれば書けるはずなんだけどね。

20:00過ぎるとしーんとなる飲み屋街、今日昼間通りかかると昼飲みの人たちでいっぱい。もちろんマスクなどしてない。ええんか? ジムも20:00までになったけど、普通に昼間のお風呂や更衣室、マスクなしで裸のお付き合いするジム仲間でいっぱいやしね。リモート仕事が続いてるという知人もいるけど、満員電車で仕事へ行く人の方が多いだろう。割食ってるのは夜以降が本番になるライブとかイベントとかレイトショーのできない映画館とか・・この緊急事態のありようはこれでちゃんと効果が出るのだろうか? ワクチンとか検査と隔離をしっかりやるとか減らす方向性のないまま、変異株ウィルスとか増やす方の圧力が大きいと欧米並みに広がるのを待つばかりになってしまうのではないか? そしてその前に、割食った人々の生活保障はどうなる?

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楽しい映画の話をしよう。ちょうど先週の週末。神戸クラシックコメディ映画祭。昔の無声映画に(「夢精映画」とか変換すな!そもそもなんでそんな語彙がわたしのパソコンの変換に最初に出てくるんや?しかも〜映画に続けてなお)ピアノの伴奏つけて(プログラムによっては弁士もつけて)楽しむ映画祭。
今回はチャーリー・バウアーズCharley Bowers/ Charles R. Bowersという初めて見るけど心底驚嘆した凄い監督含め、レアものを中心に見た。このチャーリーくん、IMDbを見ると6歳の時にサーカスに拐かされ綱渡り芸人になり・・とかびっくり経歴書いてあったんだけど、あとでよくよく いいをじゅんこさんの解説思い出すと、この人のホラ吹き癖なのかな?ホントの経歴はよくわからないとかいうことだった。漫画映画の(cartoonの訳語って決定的な語あるんやろか?漫画アニメ?)" Mutt and Jeff "も暴力的なまでの風刺・政治性を素っとぼけた可笑しみにくるんだ独特の面白さ(とか言葉で言うても伝わらないんやけど)、ご本人が主演する実写ものもシュールでナンセンスでサスペンスな魅力がいっぱい。あと激レアものでは、本物の象使って俳優たちと絡ませるわハリウッド大通りを疾走させるわセットをぶっ壊すわの『象つき遺産』An Elephant on His Hands(1920/33分/サイレント/16mm)とか凄かったな。
会場の神戸映画資料館、時間を間違えて行ったりで今回はゆっくり昼食を楽しんだり(1日目は地元で有名なインド料理屋さん、2日目は当てずっぽに入った洋食出す喫茶店・・どちらも水準高かった!)付近を散歩したりもしました。長田は震災で大きな被害を受けているけれど、復興した街で生きている人々の地道で心豊かな暮らしがしっかり感じられる。この時に歩いた六間道の商店街、その1週間後ぐらい(つまりは昨日)に見た若手の映画『メカニカル・テレパシー』五十嵐皓子 に出てきてなんだか嬉しかったです。
ピアノ伴奏付きの無声映画、よくよく探せば関西一円いろんなところでやってるようなので、キートンもロイドもチャップリンも、あるいはシリアスな劇映画の無声映画も、有名どころは見ているけど何度でも面白いし、伴奏もその都度その都度楽しめるということで、これからもしばしば通おう。憧れの旧グッゲンハイム邸、何度も行きたいと心惹かれるイベントやライブがあって、何度も行きそびれているので、いっぺん行きたいしね。『スパイの妻』で見て知らんとことは思えなかった(なんだかずっと行ってない親戚の人の家を使ってるような気がしてた)。