稍ゝおも

ややおもしろく、ややおもたく、jajaのJa,Ja,おもうこと

発熱

「始まってしまったからには応援しよう」とか「選手はがんばってるんだから応援しよう」とか言ってる人たちが周囲にも意外と多いのには憮然とする。先の戦争もそうだったと聞く。戦争反対だった人もいざ開戦してしまうと「始まったからには応援しよう」となったと・・。それがあかんねんやん!!!何がなんでも「オリンピック開催」。始まってしまえばみんなテレビに釘付けになり日本のメダルラッシュに沸くだろう・・とか政府の思惑にまんまとはまってしまってるだけやん!

言うても、新型コロナに感染する人、自宅待機という名の治療放棄に曝される人、医療崩壊の現場を目の当たりにしている人、などよりも、幸いにもなんでもなく日常生活を送れている人たちの方が圧倒的に多いんだもんな。そういう人たちは、現に苦しんでいる人たちにも、自分たちに迫る危険にも想像およばず、マスコミに乗せられてオリンピックに夢中になるわけか・・。ああ世も末じゃ。

わたしはといえば満月の昨日、2回目の接種を終えました。さあこれでナノチップを体に埋め込まれたわたしはファイザー社の特許品とされ人権を奪われるのだ・・(ってほんまにマジでそういう陰謀論書いてるブログを見てしまった唖然とした)。

で、副反応ですが、1回目はほんと拍子抜けするぐらいなんでもなく、接種箇所を触ると軽く痛いぐらいだったのですが、今回は、翌日になる今朝起きると熱っぽい。おお〜!これは!と思って体温測ってみると37.4℃!この体温計が37℃以上を測れるなんて思わなかったわ〜(なんせいつも体温低め)。発熱がいっそ嬉しくていちんちグダグダ過ごしました。とはいえ、ZOOMには熱は映らんやろとZOOM会議は(相手にはそう告げずに)敢行。でも流石に、夕方から予定していたお出かけはキャンセルになってしまって悲しい。最大瞬間風速で38.0℃までいったけど、我ながら呆れるぐらいに元気で頭痛もなくふらふらもなく普通に過ごしていました。

配信でフィリピン映画の" Ang hupa "(2019)を見る。英語タイトル" The Halt " 『停止』の題で東京国際でもやったのね。 Lav Diaz監督の 4h 39min にもおよぶ大作。白黒映像が美しく、いまのフィリピンの独裁政治とか(恐ろしいわりにその間抜けさ加減とか)、パンデミックとか、市井を生きる人びとや、主人公らの(特に女たちの)愛やら欲やら・・まあここまで長くても見せてしまう、力技がすごかった。SFの設定で全てを闇の中にしたのが巧みでしたね。あとすごい雨も・・。