この季節、朝目が覚めたらまずすること。枕元に置いてあるリモコンを探り、暖房のスイッチを入れ、テレビのスイッチを入れる。ワールドニュースを同時通訳なしでベッドの中でうとうと聴いている。そのまんま1時間ほどボンヤリ二度寝。まったく聴き取れない言語のなかにも"corona virus" の言葉が聴き取れたりしてうんざりする今日この頃。そいえば今朝のニュースの中でもアメリカのどこやらの都市でトイレットペーパーの買い占め騒ぎが起きているとのことで、空っぽの棚が映し出されていた。群集心理の愚かさはどこでも変わらないよね〜。日本ではイオンが一部店舗でまるで要塞のように大量のトイレットペーパーを積み上げ「お一人様10点まで」とやったTwitter はそのあと見た。そうよ、「空っぽの棚」を映すからみんなパニクるのであって、「大量にある」シーンを見れば、誰も買い占めなんてしたりしないよね。パニクる群衆の需要に物流が追いついてない現状はようわかる。来週ぐらいから元通りになれば良いけど・・。
おんなじ買い占め騒ぎが起きているイタリアから、現地小ネタを2つ聞きました。いずれも公のニュースでなく、ネイティブと現地在住の人から聞いた小ネタね。曰く、食料品の棚が全て空っぽになったミラノのスーパーで「ペンネリガーテ」だけが売れ残っていた。も一つは「バリラのファルファッレ」だけが売れ残っていた、と。バリラBarilla は日本でも人気のパスタのメーカー。ペンネもファルファッレも日本ではイタリア料理ファンにはお馴染みのショートパスタです。現地では「そんなに人気ないのね〜」と笑い話のネタになっていた模様。ネイティブ氏、至極真剣な顔で曰く「だって美味しくないもん」(笑)。
