昨日イタリア語の先生(イタリア人)から、彼のおともだち(イタリア人)に36歳の歳の差カップル(女性の方が上)がいるという話を聞かされた。
「へ〜」とかいいながら聞いていて、写真まで見せてもらってから、あらこれって前にも聞いた話だったよなとようやく思い出す。
わたしって、ホントに人から聞いた話をすぐ忘れる。
思い出せるかぎりで部分的に思い出すのだから、気づかずにもっと忘れているにちがいない。
よくしたもので、じぶんが人に言ったことをすぐ忘れる人もいて(これが高じると、おんなじ話を何度も繰り返す人になるのであろう。ああ怖い、わたしはこっちのも当てはまる・・)、そういう人とふたりでいると、何度もおんなじ話にふたりで感心することになる。(それはそれで幸せではある。)
もちろんそういう人ばかりではなく、(おそらく)内心あきれつつおんなじ話を何度も聞かせてくれる人もいれば、打ち明けてくれた大事な話をわたしがあんまり何度も忘れるので、しまいに怒り出した友人もいた。
あと、人の顔をすぐ忘れる。人の顔をごっちゃにする。
人の名前が覚えられない。人の名前をすぐ忘れる。
という病気もあります。
もちろん世の中には、人から聞いた話をしっかり覚えてる人、人に言った話をぜんぶ覚えてる人もいて、そういう人はホントの意味で賢くて誠実な人なんだろうと思う。
尊敬します。
しかし・・
わたしがこれだけ忘れてしまうのは、人のことに興味がないせいでしょうか?
(じぶんのことにしか興味がない???)
そんなことでは小説を書く人間としては失格ではないか・・