稍ゝおも

ややおもしろく、ややおもたく、jajaのJa,Ja,おもうこと

「でん」とか「ぼんさんが屁をこいた」とか

タグ tag といえば荷物につけるアレだったり洋服についてるアレだったりするわけだけれど、Instagramとか Facebookで「タグを付ける」の 'tag' って、関西弁で言うところの「でん」だったのね〜!

ってことを『TAG』(2018) というおバカなアメリカ映画をWOWOWで見て、初めて気が付きました。'game of tag' といえば「鬼ごっこ」のこと。(ちなみに邦画の『リアル鬼ごっこ』の英語タイトルも "TAG" ですね。)

「タグを付ける」は動詞になるので、関西弁で言うと「でんする」にあたるわけです。つまり「誰それさんがタグ付けされました」=「誰それさんが『でん』されました」

もひとつその映画から学んだのは「鬼」のことを英語では ’It'と言うんだそうで、それこそ "It" じゃないですか〜!!  それも初めて気がついた。

で、あらためて。

「でん」って関西にしか通じない言葉のようで・・。

用例ですが、北イタリア旅行の旅程の話をしていて、今回はあまり日程がないけど、トリエステは北イタリアの東の端にあたるので「でんだけして帰ってこようかな」とか。

イメージは「でん!」って発声して、いちばん向こうにある柱かなんかを軽く叩いて帰ってくる感じ。鬼ごっこで鬼が捕まえた相手に「でん」って言って体を軽く叩くのと同じです。

関西人みんなが「でん」と言うその発声を、その場にいた関東人には通じず、じゃ、どう言うの?と聞いたら、「タッチ」とかかなぁ・・とか言ってたんですが・・そうなんでしょうか?他の地方のみなさま?

その場でもうひとつ話題になったのが、1から10まで数えるときに共通語では「だるまさんがころんだ」って言うけど、関西では「ぼんさんが屁をこいた」だったよね?

わたしの記憶では、女の子も元気よく「ぼんさんが屁をこいた」で遊んでいたとおもうのですが、関西でも一定の年齢層以下はもう言わなくなっているそうで・・ちょっとショックを受けていました。

「わたしは言わなかった」と言い張る(わたしよりも下の年代の)子が千里という大阪でも比較的お上品な地の出身だったので、関西のなかの地域にもよるのかな?