先日のエントリーのすぐあとで英国も方針転換し「閉鎖」に動いているとか。EUがひとしなみにそれでいくなら、一国だけ独自政策というわけにはいかないんだなぁ・・。
いろいろ窮屈なことが多く、嫌なニュース悲しいニュース多いなかで、背筋がゾッとするのが、ここぞとばかりに全体主義的な言説が蔓延る（はびこる）こと。山口香ひとりがオリンピックについてまともな意見を述べたからといって、「みんなで頑張ってる時に一個人の発言であってもきわめて残念」とかって「みんな」をもって封殺しようとする。とりわけゾッとしたのが、お小遣いを投げ打ってマスクを手作りして寄贈した女子中学生を美談として報道していたことよ！あれ見てゾッとしないほうがおかしい、とわたしは思うんだけど・・。だってまるきり戦時中やん。少国民も滅私奉公、自己犠牲、欲しがりません勝つまでは、一丸となって国難を乗り切りましょう・・なんて、い〜や〜だ〜！！！！！ 当の女子中学生はまるっきり純真に善意でやってるだけに、余計始末に負えない。
マスクについては、前回わたしが確保したと書いたのは、布製の洗って再利用できるやつだけど、全く偶然に、使い捨ての紙のやつも手に入れることができた。どの薬局の店頭にもマスクないときに、白いマスク姿で街歩いてる多くの人たちは、一体どこで手に入れているのだろう？と、思いませんか？ わたしはずっと不思議だったんですが・・。
あるとき、普通に街を歩いててふだんはそこでは買い物しない（よく中国人がたかってた）ドラッグストアの前を通りかかると、通り過ぎるちょうどそのときに、耳もとで女店員さんの「マスクが・・」という声が聞こえたような気がした。どうやらちょうどマスクの入荷があったところらしい。「お一人様一個でお願いしま〜す」。そのまま通り過ぎようかと思ったが、やっぱり思い直して引き返し、店頭に運び出された段ボール箱に詰まったマスクを一個、すかさず確保。同じように通りがかりの人々も次々と手を伸ばし、一人に一個確保（カップルは一人に一個ずつ）。マスクを手にしたときに店員さんに割引券とやらを渡され「あと50円買っていただけば5%引になりま〜す、今日は消毒液も出ておりま〜す」（数字はうろ覚え。これは抱き合わせ販売にはならないのか？うまい商法じゃ）と言われたので、消毒液を見るとやたら小容量で高値で誰も手を出さず、50円ぐらい何か買うもんあるかなぁ・・と店内一回りしても思いつかず（その間にもちろんマスクはきれいに消えていました）、結局「高いな」とは思いつつマスクだけ買って帰りました。こんなふうに 、なんか偶然みたいなタイミングでみんな買えているわけだろうか？ これは紙製なので使い捨て。だけど30枚入りなんで、1日1枚使っても1ヶ月はもつ。仕事の時にしか使わないし、先に確保した再利用可のやつと合わせてちびちび使おう・・。
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なんか映画のことがなかなか書けないな。写真は、こないだ四条から鴨川沿いを出町まで歩いたときのもの。夕刻の気持ちの良い散歩を楽しんでいた人が次々カメラを（スマホや携帯を）向けていた鷺さん。流れの中のステージに立って、あっち見たりこっち見たり俯いたり仰向いたりポーズ決めていて、人々から「モデルみた〜い！」と声が上がってました。ふと見るとその向こうには烏が・・。しばらく歩くと、沈む夕陽がきれいに見渡されました。この日は、出町座でジャ・ジャンクーを見たんだった。またそのうち書きます。
