稍ゝおも

ややおもしろく、ややおもたく、jajaのJa,Ja,おもうこと

映画のメタ情報

関連情報入れないという意味では、そういえば、私は基本的に映画雑誌の類を買わない。昔っからそう。スターのファン雑誌も小難しい映画評論雑誌も買わなかったなぁ・・(例外はあるけど)。また、上映に伴う舞台挨拶とかトークショーとかの類も、逃さず行くという友達もいるけど、わたしはできれば避けて通りたい(これも例外はある)。「ああ時間の無駄だった」と後悔するやつ(これが残念ながら結構あるんだ)は別としても、作品にまつわる周辺情報や知識とか製作秘話とか、あるいは批評的視点とか別の切り口とか、役に立つ情報を得られる類も多いけど、まあそういう情報を得られたら「ああ良かったな」とも思うけど、だからと言って当の作品を見るのに絶対に必要な情報とも思えない。シンプルにただ作品を見てその作品の内から得られること(その時点の自分に感得できること)だけを楽しんでそれで終わりという見方でええんちゃんとも思う。なんというか・・世の中メタ情報が多すぎてその多すぎに少々うんざりしてるというのもあろう。批評は批評としてそれが独立して一つの作品であるような批評はちゃんと読むけどね。
もちろん全ての情報をシャットアウトしているわけではない。自然に耳に入ってくるし、有用な情報やおもしろい情報なら取り入れるし。とりわけまだ見ていない作品を「見る」「見ない」と決めるためのフックになるのは、その見る目に信頼を置いている映画友達や評論家などが言ってることであることもままある。