稍ゝおも

ややおもしろく、ややおもたく、jajaのJa,Ja,おもうこと

2020年の2人

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしく。

2020年、令和2年(元号は使いたくないが)、なんだか2に憑かれたような年ですね。1900年代後半をおもに生育歴としてきたわたしにとっては、なんだかこんな年代にまだ生きているのが不思議な気がしてならない。(1960年代に子どもだったわたしが「1970年の大阪万博の頃わたしはどうなってるだろう?」と(なんだか車窓の光景を見ながら)想像した記憶がある。だけど2000年を越えて、しかも2020年にもなった頃のわたしがどうなってるかなんて想像もつかなかったな・・)。

2020年を越えて・・さらに新しい歴史が刻めるのかな?

このお正月も(いつもどおり)なんだかとろとろなんもないのんびりした時間を過ごしました。

実家に帰って母の作るお雑煮(白味噌)を食べ、母の作った(その実ほとんど近所のおばさんたちが作ってくれた)おせちを食べ、妹と甥二人と一緒に酒を飲み・・。しかしあらためて感心するのが、この甥二人のよく動くこと!わたし、母、妹、女たちはいったん座るとどーんと動かないんだけど、甥part1はちゃんと食卓を整えてくれ、甥part2はわたしの好みにあわせてお酒を選んで開けてくれ(今年はバスク産シードルとボルドーの赤ワイン)、おせちは基本冷たい料理なんで、食卓の様子を見ながら、二人代わる代わる(ときには一緒に)台所に立って温かいお料理やおつまみを調えてくれて・・。

妹(彼にとっての母親)と二人暮らしの甥part1はわたしの母(彼にとっては祖母)の面倒をよくみてくれているし、東京で一人暮らしの甥part2は、聞くところによれば、毎晩自炊し毎朝自分でお弁当を作って職場に持参し、同僚のおばさんに「こんな息子がいてほしい」と言われているとか。

ほんまによくできた甥っ子二人です。ちなみに叔母の欲目ではありますが二人ともそれなりにイケメンです。ご要望がありましたら(何の?)いつでも承りますので。

「ホントにこの二人よく動くね〜」と感心して言うと、その母(わたしの妹)曰く「それは、わたしが動かへんからや」(笑)。たしかに・・。母親が何にもしてやらないと息子は何でもちゃんと自分でできるようになります。母親が世話焼き過ぎると息子はなんもできないダメダメ息子になっちゃうのかな?息子が自立するためには母親がダメダメであったほうが良いようで・・。

以上、かなり美化して書いております。現実は負の側面も多々あって悩みも問題も多い家族なのですけどね。